ようやく先日発表された、Motorola のスポーツ特化 Android Wear スマートウォッチ「Moto 360 Sport」の Android Wear 2.0 アップデートですが、本日早くも手持ちの機種に降ってきました。
実際のアップデートはもう少し先になると予想していたので、嬉しい誤算です。
アップデート後、Android Wear 2.0.0.159047622 となり、Android OS は v7.1.1 となりました。このほかビルド番号は「NXH20Z」、セキュリティパッチレベルは 2017 年 4 月 1 日です。
アップデート後は母艦側と通信しての Google アカウントのコピー作業などを行う必要があるため、通常のソフトウェアアップデートよりも実際の作業時間は長くなります。これからアップデートされる方は、時間の余裕を持って行ってください。
このほか、アップデート後は「Moto 360 Sport」の UI が大幅に変更されます。ボタンの挙動なども変更されるので、Android Wear 1.5 以下の機種しか触ったことがない方は、以下の記事を参考にしつつ操作を行うようにしてください。
ちなみに Android Wear 2.0 では iPhone とのペアリング時の親和性が増していて、Android とペアリングするのとほぼ変わらない状態で利用することが可能となっています。
またアップデート直後は「Moto 360 Sport」が火傷してしまうと思うくらいかなり熱々になるので、装着しながらのアップデートはオススメできません。充電台においてアップデートするようにしましょう。
手持ちの「Moto 360 Sport」を Android Wear 2.0 にアップデートしてざっと触ってみた感想は、元々持っている Android Wear 2.0 搭載の「LG Watch Sport」と、基本的なそん色がなくなった、という感じ。
ただ「LG Watch Sport」とはスペックが異なるので、「Moto 360 Sport」の方が若干カクカクするような気はします。それでもドロワーのアプリ切り替えなどはそれなりにスムーズです。
「Moto 360 Sport」の Android Wear 2.0アップデートは 8 月 25 日 ~ 26 日にかけて配信が開始されている模様なので、お持ちの方は確認してみてください。